診療の流れ
つづきファミリー歯科の診療の流れをご説明いたします。
当院では、心を込めたホスピタリティーをまず一番に考えております。
診療のご予約は、お電話にて受け付けております。
■ご予約:045-530-9898
当院では、患者さんとのカウンセリングを何より大切にしており、患者さんにご理解ご納得戴けるまで丁寧にご説明させていただきます。
そのため、初診でご予約の患者さんには、おひとり30分~1時間のお時間を確保しております。
治療についてわからないことやご心配なことがありましたら、どのようなことでもご遠慮なくお気軽にお尋ねください。
常に患者さんの立場に立ち、「安心出来る治療」、「納得出来る治療」を提供いたします。
①カウンセリング
ご来院されたらまず問診票にご記入ください。
ご記入された問診票を拝見しながら、来院された理由や症状、治療のご要望、その他治療に必要な情報を得るためにご質問させて頂きます。
さらに治療の進め方などについて詳しくご説明いたします。
痛みや急性症状がある場合には、その治療を優先させて頂いた上で進めて参ります。
②検査
治療の前に患者さんの症状に必要な検査についてご説明いたします。
その後、患者さんに検査の必要性をご納得戴いたうえで実際に検査を受けていただきます。
③治療計画の説明
検査結果をもとにして、患者さんの症状の原因、現在のお口の状況、今後の治療計画についてご説明させていただきます。
ご質問やご不明な点がございましたら、ご遠慮なくお伝えください。
④治療開始
ご説明した治療計画をもとに、治療を開始いたします。
衛生的な環境管理に徹底し、細心の注意を払って安全な治療を進めていきます。
⑤アフターメンテナンス
治療が完了したあとは、今後虫歯や歯周病にならないためにアフターメインテナンスをおすすめしています。
説明資料を用いてカウンセリングでの指導、および歯科衛生士による口腔内チェック、清掃などを行っています。
インプラント治療
インプラント治療とは、歯が抜けて無くなったところのアゴの骨に、直接人工の歯根を埋め込み、その上に白い歯をかぶせる方法で、天然の歯が生えていた頃と同様の機能と美しさを回復させることのできる画期的な治療法です。
取り外し式の入れ歯がどうもいやだという患者さんや、残っている歯を削りたくないという患者さんに、最適な治療法です。
■インプラントの長所
・ 天然の歯と同じ感覚で噛むことができる。
・ 天然の歯と同様の色と形を再現できる。
・ 周りの歯を傷つけない。
■留意点
・ 歯を抜くのと同程度の手術が必要。
・ 一般的な入れ歯やブリッジに比べて治療費が高い。
・ 診査の結果、インプラント治療が行えない場合がある。
■治療の流れ
【歯根植立】
顎の骨の中に人工の歯根を埋め込む
【土台装着】
歯冠を被せるためのるための土台を装着
【歯冠装着】
歯の代わりとなる歯冠(被せ物)の装着
※全ての治療が終わるまで、最短でも2ヶ月程度の期間が必要となります。
ホワイトニング
ホワイトニングには、歯科医院で歯科医師が行うオフィス・ホワイトニングとご自宅でご自身が行うホーム・ホワイトニングがあります。
■オフィス・ホワイトニング
オフィス・ホワイトニングは歯の表面の汚れを落とした後、高濃度のホワイトニング剤を歯の表面に塗り、これにLEDライトを当てて歯を白くする方法です。
■ホーム・ホワイトニング
ホーム・ホワイトニングは、患者さんがご自身で、1日数時間低濃度のホワイトニング剤を入れたマウスピースを装着し歯を白くする方法です。
※前歯に詰め物やかぶせ物がある方など、歯の状態によってはできない場合もありますので、内容についてご質問等がございましたら、お気軽にご相談ください。
デジタル・レントゲン
①被爆量が少ない
デジタルレントゲンは従来の方式より感度が良いため、通常のレントゲン撮影に比べておよそ1/5~1/10のX線量で撮影が可能です。
もちろんプロテクターも装着しますので、被爆量は最小限ですみます。
②わかりやすい
当院では、診療台ごとにモニターを設置しており、従来型と違って現像の必要もありませんので、撮影後すぐにお口の中の状態を確認することができます。
また、デジタルデータ化しておりますので、詳しく見たいところは拡大したり、色調を変えたり、いろいろな操作ができます。
■こんなことも
歯科の治療では、患者さんが診療台の上で待つ時間が結構あります。
そんな時にはレントゲン画像をリラックス映像に変えることもでき、退屈しません。
ノンクラスプ・デンチャー
当院が使用している「金属の止め具のない入れ歯(義歯)ノンクラスプデンチャー」はバルプラスト義歯です。
保険の義歯と違い弾力性のある装着感の良い義歯です。
バルプラスト義歯は金属のバネをつかわない部分床義歯で、1956年にアメリカで開発されて以来、欧米を含む世界95カ国以上で認められたノンクラスプデンチャーです。
歯の表面に金属バネがないので、口の中にいれても入れ歯と気付かれません。また、ナイロン12スーパーポリアミドという素材で作られています。
バルプラストは壊れにくく、入れ歯の厚さがかなり薄くできるので装着感がよく、一般の入れ歯(義歯)にアレルギー反応をお持ちの方にも安心してお使い頂けます。
保険の義歯をノンクラスプデンチャーにすると、このように見違えるようになります。
内容についてご質問等がございましたら、お気軽にご相談ください。
年代別治療
■乳幼児の治療
歯が生え始めた時からむし歯になる危険性は始まっています。
この時期はまだ治療が困難なため、フッ素塗布を中心とした予防処置を行います。
フッ素は歯の石灰化を促進する効果や、細菌の活動を抑制する効果がありますので、むし歯になるリスクを軽減します。
特に生えたての歯は表面がまだ完全に固まってないため虫歯になりやすいのです。
その反面、フッ素も取り込みやすいのでこの時期にフッ素を塗るのは効果的です。
■小学生の治療
永久歯が生え始める時期であるのと甘いものも食べる機会が増えるので、それまで以上に注意が必要です。
新しい永久歯はフッ素を取り込みやすいので、この時期のフッ素塗布はとても有効です。
継続してフッ素塗布による予防処置を行うことが大切です。
その反面、いったんむし歯になると進行が速いため定期的なチェックが必要です。
むし歯を進行させないためにも年に3~4回の定期健診をお勧めします。
■中学・高校生の治療
この時期は、部活や学業、友人との付き合いなどが忙しくなり、歯科医院に行きづらくなります。
また親の手を離れ、自分の好みに合った食品を取るようになり、虫歯ができやすくなります。
痛みが出て気づいた時には虫歯が神経まで進行していたという状況になりやすいので、これまで以上に定期健診が必要になります。
■20歳からの治療
20歳台から歯周病は始まっています。実は、歯を失う原因はむし歯よりも歯周病のほうが多いのです。
それは、虫歯は痛みを伴うため気づかれやすいですが、歯周病は症状が分かりにくいので進行するまで放置されてしまうケースが多いからなのです。
まめに定期健診を受け、歯周病、むし歯の早期発見・早期治療をお勧めします。
■50歳からの治療
このころになると、歯周病やむし歯で歯を失った方が増えてきます。
無くなった部分に歯を入れる方法はインプラント、ブリッジ、入れ歯等、保険治療から自費治療までいろんな方法がありますので、患者さんが納得いくまでご説明させて頂きます。
良いところ、悪いところを理解して頂いた上できちんと治療させて頂きます。
失った歯を補って、いつまでも美味しく戴けるようにしましょう。
無痛治療
歯科治療において避けて通ることが出来ないのが麻酔です。
当院では治療の際の痛みを極力軽減させることに取り組んでおります。
当院では麻酔するときの痛みを最小限に抑えるよう以下の手順にて行っております。
①表面麻酔
麻酔の針を刺す箇所の歯茎の表面を麻痺させ、刺入時の痛みを軽減させます。
②極力細い針の使用
痛みを最小限にするために最も細い針を使用しています。
③麻酔薬のカートリッジウォーマー
麻酔薬を体温に近い温度に温める事で、薬を注入するときの刺激を抑え、痛みを軽減します。
④電動麻酔注射器の使用
麻酔薬の注入時の速度をある一定に保つことで、痛みを軽減することが可能です。
予防歯科
予防歯科とは、むし歯や歯周病などになってからの治療ではなく、なる前の予防をしっかり行うことです。
■むし歯
お口の中の細菌が食べ物に含まれる糖分を分解して酸をつくり歯を溶かすことをいいます。
しかし、お口の中の細菌を無くすことや糖分を全く摂らないのは不可能です。
つまり、歯の質を強くし、細菌と糖分をできるだけ少なくすることが、むし歯予防の第一歩であり、それがむし歯の予防歯科なのです。
■歯周病
お口の中の細菌が歯と歯肉の隙間(歯周ポケット)に入り込み、毒素を出して歯肉に炎症を起こしその下の骨を溶かしていくことをいいます。
しかし、お口の中の細菌を無くすことや歯周ポケットを塞ぐことは不可能です。
つまり、歯周ポケットの中の細菌を少なくすることが、歯周病予防の第一歩であり、それが歯周病の予防歯科なのです。
歯とお口の健康を積極的に守るため、当院での歯科医や歯科衛生士による「プロケア」と、その指導に基づいて患者さん自身で行う毎日の「セルフケア」の両方で、「予防歯科」を実践しましょう。
そのためにも定期的な健診がとても大切です。
■フッ素塗布による効果
・歯の質を強化
歯の表面を覆うエナメル質を酸に溶けにくい性質にします。
・エナメル質の修復を促進
エナメル質内のごく初期の虫歯の再石灰化を促進します。
・酸がつくられるのを抑える
むし歯を引き起こす細菌の働きを弱め、酸がつくられるのを抑えます。
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当院では以下の予防処置を行っています。
■フッ素塗布
歯を強くする効果をもった「フッ素」を歯に塗る処置です。
むし歯菌が出す酸に溶けにくい歯になるほか、溶かされかけた歯を元通りにする効果も期待できます。
■PMTC
専用の機器を使って行う、徹底的な歯のクリーニングです。
普段の歯磨きでは届かない部分までしっかりキレイにするので、歯がキレイになるだけでなく予防効果も期待できますよ。
■ブラッシング指導
歯並びや歯の形は患者様一人ひとり異なり、お口の状態によって適切な磨き方も変わります。
ブラッシング指導では、患者様のお口の状態を検査して、適切な磨き方を指導します。
■シーラント
永久歯に生え替わったばかりの奥歯には深く複雑な溝があり、食べかすが入り込んでむし歯になりやすくなっています。
シーラントは、その溝に歯科用の樹脂を詰めることでむし歯を防ぐ処置です。